たった一本、されど一本。

今年一発目に観た映画は、なかなか面白かったです。年末にTSUTAYAで借りたもの。ちょっと急いでいたので、慌てて手に取った偶然の一本でしたが、意外と人の人生について考えさせられるものでした。
そのワンシーンがとてもカッコよかったので、早速マネをしたくなりました。冷蔵庫にウィスキーのミニボトルがズラリと入っていて(何種類かあった)、主人公は気分によって選んで飲んでいました。主人公は一年のほとんどを飛行機で過ごすほど出張が多い仕事で、生活の全てがスマートで、簡潔で、後腐れもやり残しもない。きっとウィスキーも、一回分ずつ用意する方が彼の趣旨に合っているのでしょう。
一回分のお酒。
一回分の砂糖。
一回分のクリーム。
一回分の友達。
おっと、別の映画へ移行してしまいました。

映画でも本でも、気楽に迎えることのできるものと、心の準備をして、覚悟を決めてからとりかかるものとがあります。
内容が重いもの、は途中で目を伏せたくなるものもあります。
気楽なものと重いもの、両者を交互に取り入れて、たった一本、されど一本。

写真はパルマ産生ハムとリコッタチーズのパスタ。 
久しぶりのゆっくりランチとお気に入りの本で、エネルギーチャージ。
こういう時間、大切です。
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