不完全な裏の裏
ブログを始めて一周年。
誰が読んでくれているのか、全くわからないまま書き続けた。
インターネットは不特定多数の人が閲覧できる。そこにはメリットもデメリットもあって、この1年は様子を見ながらの記事だった。自分の揺れ動く感情については思いきり書いてきたが、個人を特定される不安という矛盾にも似た思いを抱えていたので、住まいや年齢、詳しい生活状況などについては触れないようにしてきた。
そうすると書けることもおのずと限られてくる。そういうある意味限定されたものであったのは、やむを得ないことかもしれない。
今日はここに、私の人生のキーワードを挙げてみようと思う。
ひとりっ子
夜逃げ
ピアノ
見た目のコンプレックス
いじめ
学業
バンド
精神的挫折
結婚
離婚
出産
書くということ
通り魔
拒食症
ドイツ
映画
HOUSE
クラブ
本
日本語
恋愛
友達
父親
行動
迷い
子供
直感
自立
病気
噴水
たくさんの経験がその人自身を造り上げていく。
自覚があるかにかかわらず、人は多面的であり複雑である。
更にはその時の環境など外的要素の影響も避けられないし、周りから見えている自分はまた別の人間かもしれない。
この一年、たくさんの出会いと別れがあり、たくさんの発見や転換や変化があった。それらをブログという場で、やや抽象的ではあるが剥き出しの表現をしてきたことは私にとって、非常に密接かつ不可欠だったと思う。
また来年の今日、どんな自分と向き合えているかを想像しつつ『書くこと』を続けていこうと思う。