鍵は必ず何かを開ける

タイトルの言葉は、最近観た映画にあった台詞である。
とても印象に残った言葉だ。

まずは鍵を見つける。
そしてそれに合う鍵穴を探す。
鍵穴はひとつとは限らない。
意外なほど身近にあるかもしれないし、何年かかってもみつからないかもしれない。
しかしなかなか鍵穴が見つからない時は苦しい。物事が進まない時、鍵穴にうまく刺さってくれない時、低迷している時、拒絶された時。
私の鍵は宙を彷徨ったり、手を滑らせて落としてしまいそうになったりする。
鍵が間違っているのか、それを手にしている自分が間違っているのかわからなくなる。

けれど常に進んでいたい。
成長したいし、自分を更新していたい。
継続するものとやめるもの。
守るものと攻めるもの。
新しいことと古いこと。
苦手なことと得意なこと。
たったひとつ、いつも同じ壁に突き当たる…、それはチャレンジし続けろということだろうか、それとも諦めろということだろうか。
それは壁だろうか、ドアだろうか。

腰元にぶら下がった鍵たちをジャラジャラと鳴らしながら。
手がかりはどこかと手さぐりで。
あと少し、あと少しでわかるという時、人は最も集中するものだという。
鍵穴を探す私。
まだまだ、ルーキー。
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