嫌い

私は噴水が嫌い。
私は虫が嫌い。
私は爬虫類が嫌い。
私はレバーとパクチーが嫌い。
私は怖い夢が嫌い。
私はすごく辛いものが嫌い。
私はハート柄や星柄が嫌い。
私はリボンモチーフなどが嫌い。
私はパステルカラーが嫌い。
私はキャラクターグッズが嫌い。
私は整理整頓できていない部屋が嫌い。
私はエアコン効きすぎて寒い空間が嫌い。
私は人の気持ちがわからない人が嫌い。
私は心がザワザワする1人の夜が嫌い。
私は斜め後ろから近づいてくる足音が嫌い。


さて、好きなものについて書くことはあっても、嫌いなものについてはあまり書いたことがないので、今回は新鮮だった。
一番はじめに書いた噴水に関しては、私がこの世で一番怖くて嫌いなものである。理由は特にないのだが、噴水を見ていると、あの噴き出す音を聞いていると、胸がドキドキしてきて、鳥肌がたって、怖くてうずくまってしまうのだ。
これは物心ついた時からずっとそうであり、仲の良い友人はみんなそれを知っている。
ちなみに滝は怖くない。けれどまだ本物を見たことはないが、間欠泉は苦手だと思う。
そしてこの噴水に関しては、私と同じような気持ちの人にはまだ出会ったことがない。

足音に関しては、以前、通り魔に後ろから突然襲われた経験をしたからだ。
それからはずっと、昼間だろうと女性だろうと、背後の足音は怖い。

このように人には、生まれつき苦手なものと、経験によって苦手になってしまうものとがある。
では、生きていればいるほど苦手なものが増えるだけかといったら、そうでもない。経験、成長とともに克服できるものや好きになるものも多い。
そうやって人は、日々更新されていく。
日々、古くなって、新しくなる。
これを読んでくださった方と私の間に、共通点はあっただろうか。
噴水が苦手な方がいたら、是非とも知りたい。
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