スタート@再スタート

今日からブログなるものを始めようと思う。

その理由としては、これまで主に利用してきたfacebookとは別に、「自分の思考を発信する場」を作りたかったからである。

facebookは「コミュニケーションの場」としてこれからも楽しむつもりだが、facebookのみに課してきたその役割を、ブログというツールを用いることで分割する、あるいは分担するという方法が自分にはより快適なのではいかと考えた。

私は昔から「書く」ことが大好きで、相手への気持ちの伝達も、自分の思考の整理も、紙にペンで書き綴ることが多い。自分の考えを発信したい、できればそれを誰かに読んでもらいたいという欲求が、強い方ではないかと思う。

だからこの場では、私の日々のとりとめのないモノローグ、答えのない模索、ささやかな疑問や内なる思いを、ちびちびと書き連ねて行きたいと考えている。

 

ここで、ブログのタイトルについて説明する。

人の人生には、実に多くの伏線が張られていると思う。

過去の思いがけない1コマが、突然現在にリンクすることがある。

例えば、昔なんとなくとっておいたまま眠っていた資格が、今になって役立つことがある。昔はただの同級生だった人と、思いがけないところで再会し意気投合する。幼いころのちょっとした親子間のしこりが現在にも作用する。たまたま友人に薦められた本が、人生を変える。

まるで映画や小説のように、人それぞれの人生には沢山の出来事や出会いや変化が散りばめられていて、それが思いもよらないところで繋がる瞬間は、主役の本人でさえはっとさせられるものだ。

私はこれまで何度もそんな経験をし、感動すら覚えた。

こういう見方は結果論にしかすぎないのかもしれないが、過去は変えられないけれど過去に対する捉え方、位置づけは変えられることを学んだように思う。

どんな小さなことにも意味を持たせることができ、それが今の自分の一部となっている。

まさにひとつひとつの出来事である「点」が、「線」となって過去と現在を結び、そして未来へと繋がっていき、一本のレールになる。

さらにそれは、沢山の地点で誰かの人生すなわち他の線と交わり、「交差点」となる。

2本の線は、すぐにまた離れていくかもしれないし、長い時間重なり合うかもしれない・・・。

そんな、日々の出来事とその積み重ねである人生、そしてそこに携わる多くの人々との向き合い方や関わりを大切にしたいという意味を込めて、このタイトルをつけた。

これからの私の記事が一片のピースとなって私を象り、継続することで一本の線を表現できたらと思う。さらにそこに少しでも交わってくださるであろう、出来事や人との関わりを楽しみにしたい。

 

これから、お時間のある時にでも、私の独り言に付き合っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。